2008年1月5日土曜日

夢の中にでてきた男

夢にでてきた男

男は同級生だった。
夢なので、ディティールはどこまでいっても夢なのだが、僕が夢の中で困ったのは、男が僕の脇腹を《何か》でつついてくることだった。それは冗談で、どこまでいっても冗談なのだと、夢の中で僕は考えていたらしかったが、途中で、恐ろしくなった。どこまでも冗談で、夢なら覚めると、夢の中の僕が理解しているとは、とうてい思えず、夢の中の動揺していた。

夢の中の男は、学生の頃のそのままで、青年、いや少年だった。薄ら笑いを浮かべていた。薄ら笑いというより、当惑してきったときにでる微笑みといったものだったか。

夢の中の僕は《死》を覚悟していた。夢の中の男(少年)が何を考えているかわからない。この彼が望むことがわからないことにだんだん疲れていったのだ。理解不能になると《死》を想像してしまうのは僕の悪いところだ。おそらく《死》をイメージすることによって現実から逃れようとしたのであろうが、執拗に脇腹を《何か》でつつかれていて、その試みは無惨に失敗するのだった。

2008年1月2日水曜日

そして今年も世界はまわっている

オランダ館、香水からのにおい。

バイキングが闘いを挑んできた。僕は逃げた。はしって逃げた。つかまって斬られた。